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小さな絵の具セットで描いた 小さな水彩画はがき

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道具だけは揃えたものの一年ほっかたらかしで やっと描きはじめた水彩画。

けっして自慢できるシロモノではありませんが、出す当てのない『画はがき』です。

左のサムネイルをクリックしてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

●道具について

少しずつ 道具が増えました。基本的に持ち歩けるサイズ・量におさえたいので、本格的なものにはなっていません。 絵の具は透明水彩12色。

@透明水彩12色 A水 B水性ボールペン芯 黒0.5mm C極細筆  D水性ボールペン芯 黒0.25mm  Eアイシャドウ用スポンジ  F丸筆  G3B鉛筆  Hシャープペン 0.5mmB  Iスポイド  J水タンク付き 丸筆  K練り消しゴム  L水性ボールペン 0.4mm 紺・茶・橙・青

 

 

身近なもので代用したり、筆や鉛筆は短く切って、必要最小限のコンパクトなMy toolです。

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●モチーフ

写真で言うと 被写体。 題材ですね。 あたくしの場合は、風景が苦手でありまして、できれば避けたいのですが、はっとする光景に出くわしてしまうと、つい描きたくなってしまいます。もちろん 忠実に表現できないのですが、そこは自己満足です。 あるはずのない あるいは、あるはずの家や樹を足したり引いたり…。 静物に至っては背景をカットしたり、描きたいものを描きたいように描く。 これでいいのではないでしょうか。

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●タブーについて

芸術の世界でも いわゆるタブーとされることがたくさんあります。正統派の絵描きさんは、これにこだわって死守されているようです。(そんな方ばかりではありませんが…。) 誰に師事したとか、何派の流れを汲んでいるとか、自分が発行するライセンスの株価を上げるための術中にはまっているような気がして なんだか息苦しくてなりません。

現在あたくしは幸いなことに そんな価値観を押し付けられる環境にはありませんので、そのタブーを犯しまくっています。 写真を見て描きます。なぜって夕焼け描いてるうちに真っ暗です。動物がじっとしているのは寝ているときだけです。シャーペンだってボールペンだって化粧道具だって使います。単一色で、時には鉛筆や指で影を描きまくってます。

守るプライドなぞありませんので もう邪道まみれです。

完成するほどエスキース(下絵)を描き込んで 塗り絵状態にしたり、実にいい加減です。

誰にはばかることもありません。下手糞でもいいのです。 真っ白な紙の上に 描きたいものが姿を現していくその様が 楽しいのです。

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●画法・テクニック

-------------- デッサン --------------

絵の才能を見切って彫刻に転向したきっかけが デッサンでした。アウトラインだけは辛うじて描けるものの、遠近や質感、モチーフの手前と向こうに空間を描くなんて とてもできませんでした。 知らぬ間にそれを補わんとごまかしのテクニックを駆使していたことに気付かされたのもこのときでした。

再び始めた水彩画では、まさに昔とったキネヅカ  ごまかしテクニックを多用しています。

いやあ。補いきれない稚拙なデッサン力が暴露された絵もありますね。

文字を書き入れる、絵の具のにじみや塗りムラ、はみ出しをそのままにするなど、あらを探してみてください。

確固としたデッサン力がなくても 楽しく絵が描けるテクニックを身につけても 許されるでしょう。生業にするわけでもないんですから。。

 

---------------- 着彩 ---------------

タブーのところで触れましたが、単一色の濃淡で陰影を入れてその後に着色していく グリザイユ画法というのがあります。透明水彩の利点をフルに生かすことができる画期的なテクニックです。 あたくしが学生だった頃は、上手くなれないという理由で禁止されていました。(果たしてその通りだったか疑問です。)

17世紀のオランダ画派の古典的な油絵の画法で、セピアやグレーでモノクロ写真のように陰影を描きその上から着彩します。 光と影の魔術師 フェルメールやレンブラントはこのグリザイユ画法を積極的に取り入れました。

モノクロ写真だとモチーフの持っている色によって黒く見えますが、光源の位置を設定して、理論的に存在する影を描き入れる必要があります。 透明水彩絵の具は あとで着彩すると下のモノクロ陰影を透かして見せてくれるので、彩度の明暗を書き入れたように映るわけです。

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